こんにちは!広島県を中心に住まいに関する事業を幅広く展開している総合不動産企業「Sunsハウジング」です。
子育て期は、おもちゃ、学用品、着替えなど、モノが急激に増えて家が雑然としがち。
ところが、新築時の収納計画に工夫を凝らせば、ママやパパが怒らなくても「子どもが自然と片付けられる仕組み」を作ることができます。
そこで今回から2回にわたって、Sunsハウジングの施工事例を見ながら、子育て世代が押さえておきたい収納計画のポイントをご紹介!
前編では
●移動途中で片付けられる「生活動線上の収納」
●出しっぱなし防止「使う場所=片付ける場所」
●子どもが自分で片付けられる「らくちん収納」
の3つを取り上げます。
移動途中で片付けられる「生活動線上の収納」
どれだけ大容量の収納があっても、生活動線から外れた場所にあると「出すのもしまうのも面倒」になり、結局リビングにモノがあふれます。まずは朝起きてから夜寝るまで1日の動きをシミュレーションして、移動の動線上で物を片付けられるように配慮しましょう。
●おかえり・おでかけ動線
玄関からシューズクローク →ファミリークローゼット→洗面所→リビングへスムーズにつながる動線を描き、移動しながら着替えや片付けができるようにしましょう。
ボールや自転車の鍵は靴と一緒にシューズクロークへ、アウターや帽子はファミリークローゼットへというように、順にしまうことでリビングへ物を持ち込まずに済みます。リビング学習が中心なら、1階にランドセルや塾バッグの置き場も確保しておくと良いでしょう。


●入浴・洗濯動線
脱衣室やランドリールームのすぐ横に、下着やパジャマ、タオルを収めるリネン庫を配置。お風呂上がりの着替えが1歩で完結し、洗濯後もその場でしまえるため家事ラクにも直結します。


「使う場所=片付ける場所」で出しっぱなし防止
家がスッキリ見えるようにと、大型の納戸やファミリークローゼットだけに頼るのは危険です。住空間に、使ったその場で片付けられる小型収納を散りばめて、置きっぱなしを防ぎましょう。とくに子どもは次に興味が移ると直前の記憶が消えて しまいがち。「後で片付けよう」が通用しないので、収納の仕組みでカバーする必要があります。
●スタディスペースは収納とセットで
スタディスペースのそばに文具や教科書をしまえる収納を用意し、宿題が終わったらその場ですぐ片付けられるようにしましょう。キッチンカウンターで勉強するなら、カウンター下部をお子さま用の物入れに。ゲームやおもちゃも別の場所から持ってくるのではなく、広げたその場でしまう収納計画にしてください。


●LDKやホールの「ちょこちょこ収納」
爪切り、薬、書類、リモコンなど、毎日使うけれど迷子になりやすい小物のために、あえて浅めのリビング収納やカウンター下収納を設けます。廊下のニッチや階段下収納なども上手に利用しましょう。


子どもが自分で片付けられる「らくちん収納」
子どもに「片付けなさい!」と言う前に、まずは「子どもが片付けやすい環境」になっているかを見直してみましょう。大人目線の収納は、高すぎたり、複雑すぎたりする場合があります。
●単純・見やすい・重ならないが鉄則
ボックスに放り込むだけのワンアクション収納や、中身がパッと見渡せて物が重ならない工夫を駆使して、子どもが自分で片付けられる収納システムにしましょう。手前の物を一度取り出してから奥の物を出し入れする必要がある収納や、狭すぎて入れるのにコツがいる収納はNGです。
とくに散らかりやすいテレビ周りは、テレビボードの収納量が足りず、子どもが自分の手で片付けるのに手間取ることが多々あります。近年人気のテレビ背面収納などを採用すれば、ゲーム機器などもゆとりを持ってしまえるでしょう。

●「ラベリング」で迷子を出さない
ラベリングでどこに何をしまうか一目で分かる収納に。行先不明による置きっぱなしや「お母さんアレどこ?」がなくなれば、名もなき家事の削減にもつながります。
文字が読めない年齢ならおもちゃのイラストや写真を張り付け、少し大きくなったら平仮名で物の名前を書くなど、年齢に合わせたラベルの工夫も大切です。

●収納は子どもの手が届く位置に配置
クローゼットのパイプ位置を子どもの身長に合わせる(または可変式にする)ことで、幼稚園の制服や上着を自分で掛ける習慣が身に付きます。
マグネット収納を自由に着脱できるタカラスタンダード「エマウォール」や、フックの位置を替えられるパンチングボードなどもオススメです。


出典:タカラスタンダード「ホーロー内装材エマウォールインテリアタイプカタログ 」
後編では年代に合わせた「お片付け教育」や、子どもの成長に寄り添える「可変収納」を取り上げます。どうぞお楽しみに。

